歯科医院を開業する際の「立地」を考えてみる

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歯医者の立地

ビジネス関係の本を数多く読んでいると、ちょくちょく出て来る話があります。

それは、「靴の営業マンの話」。

 

ある靴の営業マンAが、アフリカのある村を訪れました。

そこには驚くべき光景が!

なんと、村人の誰も靴を履いていないのです。

営業マンAは、会社に電話をしました。

A「社長、ここはダメです。だって、誰も靴を履いていないのです。需要がないですね。」

 

その後、今度は他社の靴の営業マンBが同じ村に訪れました。

B「社長、チャンスです!村民の誰も靴を履いていないのです!物凄く売れますよ!」

 

こんな話です。

もちろん、作り話だと思いますが、問題はこの話に答えが無いことです。

Aが正しいのか、それともBが正しいのか!?

話の主旨は、発想の転換なのでしょうが、もし本当に上記の状況に出くわした時、靴は売れるのでしょうか?

 

歯科医院開業において、顧客層をどう考える?

話は変わり、歯科医院へ。

上記と同じような話が、歯科医院の経営においてもあり得ると思うのです。

 

例えば、郊外のある住宅地に、開業を考えているとします。

歯科医師A「この町には、昔ながらの歯科医院しかない。そして、審美歯科を売りにしているところはゼロだ!これは審美歯科が得意な自分にとってチャンスだ!」

一方、

歯科医師B「この町は、10年1日の如しで、あまり新しいものを受け入れる土壌がないようだ。審美歯科を売りにしていくのは、難しそうだな」

 

 

さて、これはどちらが正しいのでしょうか?

 

やり方次第で、当たればデカイ!と考える人もいるでしょうし、そもそも需要が無さそうなので、止めた方がいい!という人もいるでしょう。

歯科医院において、どこで開業するのか?というのは、非常に重要なポイントになります。

一般のビジネスでも言われることですが、「お客は作るものではなく、見つけるもの」なのだそうです。

つまり、自分で市場を作り出すのではなく、既にお客さんが存在する市場で製品を売るというのが、失敗しづらい方法ということです。

まあ、当たり前と言えば、当たり前なのですが。

 

歯科医院の開業をギャンブルにしないためには?

もちろん、上記の歯科医院においても、ひょっとしたらライバル不在で審美歯科でも上手くいくかもしれません。

ただ、イチかバチかの開業はお勧めしません。

本気で開業を検討する場合には、やはり慎重な市場調査をして、可能な限りテストマーケティングも行ってみるべきでしょう。

しかし、テストマーケティングの手法は数多くありますが、案外、確度は高くないものです。

「もし、こういったサービスがあったら、お金を払ってでもやってみたいですか?」

というアンケートに対して、3割の人がYESと答えたのに、実際に発売してみると購入者は、ほぼゼロだった。。

そんな話は枚挙に暇がありませんから。(苦笑)

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