歯科医院開業を考えている人必見!物件探しのコツお教えします

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歯科医院の物件探し

歯科医院の経営が上手くいくかどうかは、7割「立地」で決まる

 

こんな話を聞いたことはないでしょうか?

その割合はともかく、立地の重要さを否定する人はいないと思います。

地元密着型という業態で、商圏もさほど広くないので、必然的に「どこで経営するか?」というのは重要になってきます。

 

では、どうやって物件を見つけ、良いかどうか見極めれば良いのでしょうか?

 

実は私、昔、不動産会社で働いていた経歴があり、皆さんのお部屋探し・事務所探しを手伝っていたことがあります。

残念ながら歯科医院の物件探しをご依頼頂いたことはありませんが、基本はどれも同じです。

ですので、多少なりとも参考になるお話ができるかもしれません。

 

良い物件を見つけるために、身につけるべきこと

賃貸として物件を探す場合、相場勘といったものを身につける必要があります。

そうしないと、周りの言われるがままに決めることになりかねません。


その「相場勘」を身につけるには?

 

答えは、「多くの物件を見ること」です。

沢山みていると、次第に「どういった物件が人気のある物件で、価値が高いのか?」ということが分かってきます。

 


また、逆説的に「人気の歯科医院はどういう場所に開業しているのか?」ということを分析してみるのも良いでしょう。

それは駅前の人通りが多い場所だけではないでしょう。

もし開業したいエリアが決まっているのであれば、地元の不動産屋を数軒回ってみましょう。

 

不動産屋にも、通常のお部屋探しが得意なお店もあれば、事務所・店舗が強いお店もあります。

一般的には、店頭に事務所・店舗の図面を多く貼ってあるか? それとも、お部屋の図面か?

それで判断がつきます。大体、得意な方を沢山貼ってあるものですから。

 

不動産屋との付き合い方

そして、店内に入ったら、「歯科医院向けの物件を探している」旨を伝えましょう。

一般の不動産屋において、「歯科医院の物件探しは、得意です!」という人は少ないでしょうから、「どういった条件の物件であれば、検討に値するのか?」ということを、具体的に話す必要が出てくると思います。

図面によっては、「医院・クリニックに最適!」なんて書いてあるものもありますが、そういう場合は、過去に医院・クリニックが入っていたか、オーナーの希望であることが多いですね。

 

もし、その場ですぐにいくつか物件を紹介して貰えれば、最初はとりあえず見に行ってみましょう。

理由は、

1.図面と自分のイメージの違いを修正するため

2.その営業マンのセンスや人柄を確認するため

3.相場勘を養うため

です。

 

いくつか実際に物件を見ると、「実際の状況を不動産屋が図面に落とすと、こうなるのか!」ということが、体感的に分かってくるようになり、不動産屋から送られてくる図面を見てすぐに見込みアリ・ナシが分別つくようになります。

つまり、わざわざ見込みの薄い物件を見に行く手間が省けるのです。

 

20、30年前であれば、「物件は足で探せ!」ということが当たり前で、不動産屋をハシゴして探すのが一般的でした。

しかし今では、不動産屋の物件情報というのは、不動産屋の物件ネットワークですぐに共有されており、毎日新しい物件情報が入ってくるようになっています。

そのため、一生懸命探してくれる営業マンを見つけることが大事になってくるのですね。


「えっ、不動産屋の営業マンはお客さんの希望する条件の物件を探すのが仕事でしょ? 一生懸命も何もないんじゃない!?」と思いがちですが、新人営業マンならいざしらず、それなりに経験がある営業マンだと、 お客さんを見定めるようになります。

「この人は、どの程度本気で決める気があるのかどうか? また、希望の物件が出て来る可能性はどのくらいあるのか?」と。

 


つまり、あまりに相場からかけ離れた条件を言うお客さんであれば、「じゃあ、良さそうな物件が出ましたら、ご連絡しますね!」と言って帰してしまい、そのまま何の連絡もしないのです。

郊外と都心でだいぶ話は変わってきますが、内見1つに掛かる時間と交通費を考えると、見込み薄のお客さんをずっと追いかけるのは難しいのです。

 

なので、

・複数の営業マンと接触を保つこと(本気で探していることもアピール)

・土地勘、相場勘を磨き、自分の希望する物件が実在するのかどうか見極める(無ければ、条件を緩和する必要がある)

ということが大事になってきます。

 

あと、図面に書いてある諸条件は相談可であったりしますので、金額などは最初からガチガチに固めすぎないことも重要です。

オーナー側の事情&考えで、賃料を安くしてくれたり、初期費用を下げてくれるというケースも少なくありませんから。

歯科医院などは、一旦入居して貰えれば長くいてくれるとオーナーは考えやすいので、案外良い条件を提示してくれたり、こちらの希望をかなり飲んでくれる可能性は(他の業種に比べて)高いと思います。

 

良い物件をGETする人に共通すること

物件探しというのは、「運」の要素も大きいです。

物件は「縁」であるというのは本当です。

世界に全く同じ物件は2つとありませんから。

なので、条件としては無茶を言っていなくても、ちょうどその時期に空き物件として出ていない場合もあります。

それに、同条件の物件を探しているのは、あなただけではない可能性もあります。

タッチの差で、他に取られてしまうことも有り得ます。

2月、3月のお部屋探しなんて、本当にタッチの差というのはザラでしたね。

なので、内見した直後、事前に用意しておいた申込書を事務所からすぐにFAXして貰い、物件を押さえるということは常套手段でした。

 


そういったこともあるので、事前準備はかなり大事です。

100点満点の物件というのは、事務所も部屋も、まずありません。

どこかを妥協する必要が出て来るものですから、瞬発力を高める一方で、後から後悔しない最低限のポイントを決めておきましょう。

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