開業間もない歯科医院がすべきこと(内覧会)

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集客のためのイベント

前回の「開業間もない歯科医院がすべきこと(立地・物件) 」に続きまして。

 

歯科医院として開業しても、よほど立地の良い場所、駅前の1階のような立地であれば話は別ですが、それ以外のところではなかなか存在に気づいて貰えないものです。

そうなると、やはりこちらからアピールしなくてはいけないでしょう。

「●●歯科医院がここに出来ました!」と。

 

世の中多くの人が新しいものには興味があるものです。

ショッピングモールでも新しいお店が入ったりすれば、最初は行列が出来るのも好奇心のなせる業です。

しかし、それは「認知」されて初めて湧いてくる感情です。

そのためにも、なんらかの働きかけをしなくてはいけません。

 

人を呼ぶために必要なのは「口実」!?

そこで役に立つのは、「イベント」です。

パチンコ屋などでは、毎週何らかのイベントをやっていますね。

何もやることが無い人は、「あっ、今日は●●のイベントをやっているから、行ってみるか」となるのです。

人は動く時に、何らかの「口実」or「理由付け」が欲しいのです。

 

 

歯科医院のイベントと言えば、「内覧会」ということになるのでしょう。

しかし、ただ「内覧会します!」だけでは、なかなか集まって貰えませんから、何らかの特典を付けるべきでしょうね。

もちろん、事前にそれも謳っておく必要があります。

 

開業で多額のお金を使い、なるべく出費は避けたいと思いますが、ここは完全に必要経費として割り切りましょう。

場所によっては、地元の医師会から細かく注文を付けられるところもあるようですが、出来る限り話題性のあるプレゼントが良いと思います。

近所のお喋りなおばさんが、周りに話して回るくらいに。

そもそも「歯科医院の中を見てみたい!」と強い興味を持っている人は多くありませんから、プレゼントにはチカラを入れるべきです。

いわゆる「返報性の法則」ですが、それなりのプレゼントを貰った人の大半は、1度くらいは来てくれるものです。

 

商売をしたことが無い人が最初に陥りがちなことは、「広告費を掛けたがらないこと」です。

サラリーマン(給料で生活している)をやっているときには、出来る限り出費を抑えることが正義でしたが、経営者になると話は違います。

「出費(広告費) = 悪」 ではありません。

「本当に効果のある広告媒体があれば、どんどん出していきたい!」とすら、多くの経営者は考えています。

 

歯科医院経営において、広告費を掛けるべき時期とは?

どの商売でもそうですが、特に最初の数年はしっかり広告費を掛けるべきだと言われます。

歯科医院でもそうですね。

地元で名前が売れていないということもありますが、逆に新しく出来て人々の話題にのぼりやすいのも最初の1~3年程度です。

仕掛けるなら、この時期でしょう。

ここでしっかり認知して貰い、来院される患者さん一人ひとりの対応をしっかりしていれば、あとはクチコミでじわじわと増えていきます。

 

とはいえ、クチコミは誰もがしてくれるものではありません。

仮に毎月全体の3%程度が家族・友人に紹介してくれるとすると、効果を実感できるほどになるには、どうしても母数が必要になってきます。

最初に20人の患者さんが集まるのと、50人の患者さんが集まるのとでは、数年で大きな差になってきますね。

なので、広告費を抑えてすぐ黒字にするよりも、最初の数ヶ月はお客さんを買うくらいの気持ちで広告費を出した方が、早く経営は安定するものです。

 

ただ、歯科医院で広告といっても、医療法の広告規制で出せる媒体や文言は限られてくるのですが。

具体的な話は、次回の「その3」で。

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