プロも間違っている!?インターネットにおける「思い違い」!

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思い違い

「みんなそうしているだから、それで良いのだろう」

そう思うことは、沢山ありますよね。

もちろん、そこにちゃんとした理由がある時もありますが、そうでもないことも多々あります。

歯科医院のホームページは、後者だと思うのです。

 

釈迦に説法かと思いますが、歯科における治療の流れは、Cure(治療)よりも、Care(予防)が重視されるようになってきているのは、ご存知の通りです。

本当に良い歯科医師というのは、治すのが上手な先生ではなく、虫歯にさせないのが良い先生なのだ!ということですね。

その流れに関しては、まったく反論はありません。

 

ただ、日本は予防歯科の考え方が浸透しておらず、定期的に検診する人は、全体の2%程度なのだとか。

つまり、日本人の大半は、「痛くなったら、歯医者に行く」という訳です。

ここ20年ほど、半年に一度は歯医者に通っている自分としては理解しづらいのですが、これが現実なのですね。

 

ホームページ制作のプロも間違っている!?

話を歯科医院のホームページへ。

多くのホームページで、「当院は予防歯科に力を入れています」というメッセージが大きく書かれています。

 

もちろん、言わんとすることは分かります。

それが一番、患者さんの為になることであるし、医院としても定期的な売上の数字が見込めるということで、Win-Winの関係が築けます。

 

しかし、実際のところは、「閲覧者のほとんどは、歯にトラブルを抱えた状態で、ホームページを見に来ている」ということです。

そこへ、「予防歯科」を謳っても、あまり意味はないでしょう。

謳うべきは、緊急状態にある閲覧者への「メリット・ベネフィット」です。

ファーストビューと言われる、最初に目が留まる場所になんといっても、「私(閲覧者)がこの歯科医院に行くと、どんなメリット・ベネフィットがあるのか?」ということを知らせるべきなのです。

 

 

もちろん、「予防歯科」は大変大事です。

ホームページに、「予防歯科」の記載があること自体は、問題ありません。

ただ、残念ながらホームページで大きく謳ってもあまり意味がないものです。

本来、予防歯科を効果的にアピールできる場所は、医院内でしょうね。

「こんな痛い思いは、もう沢山だ!」

「治療費ってこんなに掛かるの!?」

と思っているところへ、「予防歯科に気を配ればこんなに人生でメリットがありますよ!」と啓発していくのが、良いと思います。

可能であれば、歯科業界全体で、「オシャレは歯から!オシャレな人は、3カ月に1度は歯医者に行く」みたいな風潮を世の中に作りだせると良いですね。

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