「フロントエンド」と「バックエンド」!?

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バックエンド

「マーケティング」という言葉が目新しくなくなってから久しいのですが、未だに敷居の高いものとして捉えている方は、少なくないと思います。

実際、複雑な数式を使って行うようなマーケティングもありますが、大半はそうでもないのです。

言ってみれば、敢えて横文字を使って、仰々しく見せていることが多いのです。

 

この「フロントエンド」、「バックエンド」もしかり。

実際、日常の生活で多く見聞きしており、言われると「ああ、アレね!そんな難しい単語使うから、何かと思えば(笑)」というものです。

 

あっ、その方法なら見たことある!

では、説明に入ります。

この「フロントエンド」というのは、フロントという単語が付いている通り、前面に位置します。

つまり、お客さんの目に付きやすい所にあるものです。

具体的に言えば、「薄利多売」の商品ですね。

 

一方、「バックエンド」というのは、フロントとは逆に、お客さんの目につきづらい、奥にある商品イメージになります。

具体的に言えば、造語ですが「厚利小売」と言える商品です。

 

通常の商売では、複数の商品・サービスを扱っているものです。

そして、個々の商品・サービスの原価も、当然違うでしょう。

売り手としては、もちろん利益率の高い商品・サービスを沢山買って欲しいと願いますが、現実的には難しいものです。

難しいというのは、商品・サービスの良し悪し以前に問題があるからです。

それは何か?

ズバリ、「お客様との信頼関係」です。

いち消費者として、素性の知れない会社から、高額商品を買うというのは勇気の要るものです。

しかし、何度かそのお店・会社で購入し、満足した経験があれば、たとえ高額商品といえども、心理的なハードルは、かなり低くなるはずです。

 

ここまでお話して、勘の良い人であればピンと来たかもしれません。

小売業などでよくみられる手法ですが、とにかく最初は安いもので良いので、売ってしまうのです!

場合によっては、利益が出ないどころか、マイナスになっても構わないのです。

そこでしっかりとお客さんの信頼をGETできるのであれば、先行投資として充分にペイするのですね。

もちろん、お客さんを満足させることが必要条件ですが。

 

歯科医院で応用できるの!?

話を、歯科経営に移します。

この「フロントエンド&バックエンド」の考え方、どこかの歯科で見たことはないでしょうか?

 

最近多いのは、「ホワイトニング」などはそうですね。

通常価格であれば、30,000円程度するものを、5,000~10,000円程度で提供し、患者さんとの関係を構築するのです。

ここでは利益は出なくても、これをきっかけとして定期健診に来てもらうように導いたり、院内での口コミ対策も施すことにより、ご家族・お友達を紹介してもらったりすることもできる訳です。

ただ、当然ですが来院した患者さんの全員が次のステップに進む訳ではないので、やり方によってはトータルで損となる可能性もあります。

つまり、単に安いモノを提供するだけでなく、その後も一連の流れとして作っておかないといけないマーケティング手法とも言えますね。

しかし、多くのビジネスで起爆剤となりえる考え方ですので、一気に新患を増やしたいと考えている場合には、検討したい方法ではあります。

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