「詳しくない専門家!?」

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専門家

世の中で、「専門家」というのは、案外狭い範囲に限られているものです。

なので、そのジャンルを少しでも外れると、当然知識の量は各段に下がります。

しかし、一般の人にはその違いがよく分からないので、その人の言うことを傾聴してしまうということがあります。

 

例えば、「美容師」さん。

自称か他称か分かりませんが、「髪の専門家」です。

梅雨のシーズンは、湿気が多くて髪のセットに困りますよね。

そんな時、ベテランの美容師さんに相談するのは、よいチョイスだと思います。

 

しかし、薄毛についてまで相談する人がいますが、果たして正しい知識を彼らは持っているのでしょうか?

恐らく、ほとんどの美容師さんが持っていないでしょう。

あたかも正しいような一般的な知識で、情報弱者を煙に巻き、

「表皮に残った皮脂が良く無いんです。ヘッドスパは、いかがですか?」

とか、

「●●さん、頭皮が固いですね。気を付けないと薄毛になり易いかもしれません。有料になりますけど、マッサージしておきましょうか?」

的な話に持って行かれるのがほとんどだと思います。

 

 

ホームページの専門家って、誰?

さて、これは「ホームページ」についても同じことが言えると思います。

実際、私も過去数社にホームページ制作を任せた経験がありますが、案外、技術的なこと以外はよく分かっていない人が多いことが分かりました。

ホームページを数多く作っていれば、自然と「どういうホームページがお客さんを呼べるのか?」ということなど、分かりそうですが、そうでもないのです。

恐らく、ほとんどのWebデザイナーは、「お客さんを呼べるホームページ」よりも、「依頼者の所有欲を満たせるホームページ」を目指しているからでしょう。

 

「昔、某自動車会社のホームページを作っていました。」という美大出身のデザイナーさんにも任せたことがありましたが、今思えば自己満足なホームページで、あまり集客効果の高いホームページとは言えませんでしたね。

特に技術屋なせいか、自信過剰な面が多く見受けられ、結局1年ちょっとで他の業者に鞍替えした覚えがあります。

別件では、ランサーズというサイトで良さそうに見えたデザイナーに任せたこともありましたが、これまた大外れで、納品後すぐに他のに差し替え、数十万円をドブに捨てた苦い経験もあります。

作ってきたものを直させようにも、根本的な部分がかみ合わないと、それはもう無理なのです。

 

 

ホームページを作る目的は何?

話が少しそれましたが、つまりホームページも「今風の綺麗なホームページ」と「お客様を呼べるホームページ」を作る知識は、別物なのです。

数多く作ったかどうかは、あまり関係がありません。

元々、Webデザイナーを目指す人は、自己表現の意欲が強い人が多いものです。

逆に、泥臭いイメージのある「マーケティング」に関しては、興味が湧かないという人が多いでしょうね。

 

ホームページでも、「デザイン」と「実用性」は両立しにくいという面があります。

なので、そのホームページで何をしたいのか?ということをハッキリさせておくのは大事です。

Appleのホームページのように、そこですぐに買って貰いたいのではなく、華やかなイメージを植え付けたいのか?

楽天のように、すぐにそこでクリックして買って貰いたいのか?

美容室のように、なんだかセンス良さそうという雰囲気が伝わりさえすれば良いのか?

 

そういうことです。

その点、歯科医院を経営されている皆様には、是非「新規の患者さんを呼べる」ホームページを目指して頂きたいと思っております。

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