「先生!急ぎ過ぎてはダメです!?」

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集客方法を考える

経営者であれば、多くの人が望むこと。 前年度比200%達成!(といった急激な成長)  

 

さて、これは良いことなのでしょうか? 思わず、「えっ!?いいことなんじゃないの?」という声が聞こえてきそうです。

急成長は経営者が有能であることの証。

そんな風に捉えられているように思います。  

実際には、高確率でそこには外からでは分からないトラブルが続出しているものなのです。

人間、急激な変化には身体も頭もついていかないように出来ているのかもしれません。  

 

例えば、ある人気バンドが突然、路線変更を始めます。

POPSからROCKへ。

その変更度合いが低ければまだ良いのですが、大きすぎた場合、既存のファンが離れてしまいます。

「私たちがあのバンドに求めていたのは、それじゃない!」と。  

一方、バンド側の言い分としては、「同じことを繰り返していたのでは、ジワジワと衰退してしまう。どうしても変化が必要なんだ!」と。

確かに、路線変更によって今まで以上に多くのファンを獲得するバンドも出てきます。

なかなか悩ましい問題ですね。  

 

急成長の大きな落とし穴

話を「経営」に戻します。

急激な成長という状態になってくると、どうしても今まで通りの経営では会社が回らなくなってきます。

そして、その弊害は必ず起きてきます。

スタッフ一人当たりの仕事量の増加。

人的サービス量の低下から、お客様の満足度の低下へ繋がりクレームの増加。

新人への教育時間の減少。 雑務の増加などなど。  

その結果、従業員の不満が増加し、肉体的・精神的にほころびが見え始めます。

忙しい最中に、突然の「体調不良によるお休み」。

そこから、他のスタッフへの仕事の集中。 ストレスの増大。

それに対応しきれない経営者への不満。

経営者側でも対応しようとシステムの思い切った変更を提案・実行。

でも、そんなにすぐにスタッフが適応できるはずもなく、スタッフのストレスは頂点に達し、皆で口裏を合わせたかのように一斉離職。  

ありがちなストーリーです(苦笑)

 

実際のデータでも、急激な成長を遂げている会社は、ほぼ例外なく経営者の周りで大きなトラブルが起きているようですね。

中には、社内だけでなく、忙しさから家族関係に亀裂が入り離婚・・・というケースもあるようです。

 

大きなトラブルが起こる前に・・・

では、それに対してどう対応すれば良いのでしょうか?

結論から言えば、上がり過ぎた場合には、成長スピードを意図的に落とし、中・長期的に計画するということです。

前年度比100~120%UP程度が上限の模様です。  

 

とはいえ、業界によってはシェア1位でないと数年後確実に消えるというところも確かにあります。

インターネット業界などは、その傾向が強いですね。

「ドッグイヤー(dog year)※1」と言われる宿命でしょうか。
※1・・・ 犬の一生は人間の約7分の1であることから、1年が数年分に相当するという意味で使われる。 情報技術関連においては、驚異的な進歩をするため、犬の一生に例えたもの。

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